結論

埼玉県の63市町村を2026年8月26日に公式情報で再確認しました。令和8年度の防犯カメラ補助制度を確認できたのは、次のとおりです。

  • 個人・世帯向け: 30市町
  • 自治会・町内会等の地域団体向け: 16市町
  • 両方がある: 8市町
  • いずれかがある: 38市町

個人向け30市町には、令和8年度の受付が終了した秩父市・羽生市、受付開始前の久喜市第2弾、詳細を準備中の白岡市も含みます。「今日申請できる自治体が30」という意味ではありません。

上限額は個人向けで5千円から10万円まで開きがあります。10万円は蕨市の共同住宅向けで、戸建て等の個人向けは1万〜3万円が中心です。住んでいる市町村、住宅の種類、購入日、申請の順番で条件が変わります。

63市町村を公式情報で再確認しました

初回調査は2026年8月1日でした。その後、令和8年度の新設制度や再開情報が複数公開されました。上尾市、草加市、新座市、三郷市、日高市、毛呂山町、越生町、ときがわ町、横瀬町、長瀞町、神川町などで、個人向けの現行制度を追加確認しています。

また、加須市と川島町では地域団体向け制度を追加確認しました。初回集計には重複計算もあったため、63市町村を最初から数え直しています。

今回の集計では、市町村が自ら設置するカメラ、防犯灯だけの補助、特殊詐欺対策電話機だけの補助、防犯カメラを対象外にする制度は数えていません。令和7年度以前の終了制度しか確認できない場合も、令和8年度の制度には含めていません。

個人向けを確認できた30市町

硬貨を高さの違う3つの山に積み分けている手元
※イメージ画像

上限額と補助率は、複数の防犯用品を合算した上限の場合があります。市町名から自治体の公式ページを確認できます。

市町 上限額 補助率 2026年8月26日時点の注意
熊谷市 3万円 2分の1 市内店舗、常時録画などの条件あり
行田市 3万円 2分の1 1世帯1回
秩父市 5万円 3分の1 令和8年度受付終了
所沢市 2万円 2分の1 第2期は9月1日開始
羽生市 2万円 2分の1 令和8年度受付終了
鴻巣市 1万円 2分の1 防犯用品8品目を合算可
深谷市 1万円相当 2分の1 日中等に65歳以上だけになる世帯、地域通貨で交付
上尾市 1万円 2分の1 令和8年度新設
草加市 2万円 2分の1 令和8年度新設
蕨市 個人2万円/共同住宅10万円 2分の1 住宅の種類で上限が異なる
戸田市 2万円 2分の1 戸建て住宅の世帯主が対象
新座市 3万円 3分の2 第2回は12月予定
久喜市 1万円 全額 第2弾は10月受付予定、予算超過時は抽選
三郷市 2万円 3分の2 令和9年3月19日まで
鶴ヶ島市 1万円 2分の1 複数品目を合算可
日高市 1万円 2分の1 受付再開、予算到達で終了
白岡市 未公表 未公表 実施準備中。購入前に対象期間を確認
伊奈町 5千円 2分の1 令和9年2月26日まで
三芳町 1万5千円 2分の1 先着、予算到達で終了
毛呂山町 1万5千円 2分の1 令和8年度受付再開
越生町 2万円 2分の1 令和9年2月26日まで
嵐山町 1万円 上限まで 受付終了。予算額に達し2026年9月3日で終了(9月15日公式確認)。再募集の有無は町の公式情報で確認
川島町 1万円 2分の1 令和9年3月31日まで
鳩山町 4万円 2分の1 令和8年11月30日まで
ときがわ町 1万円 2分の1 後期分は9月30日まで
横瀬町 2万円 2分の1 令和9年3月31日まで
長瀞町 2万円 3分の2 令和8年12月31日までの購入・設置
小鹿野町 3万円 2分の1 町内店舗・事業者での購入・設置
神川町 2万円 2分の1 令和8年度新設
松伏町 3万円 2分の1 購入・着工前の申請が必要

補助率は2分の1が中心です。上限3万円の制度で3万円を受け取るには、補助対象経費が6万円以上必要です。上限だけでなく、工事費を含められるか、消費税を含めるか、通販を使えるかも確認してください。

自治会・町内会等は16市町

地域団体向けは、道路、公園、通学路など公共空間を撮影するカメラが中心です。自宅の防犯目的では使えません。

市町 上限額 補助率 主な対象
さいたま市 1台25万円 4分の3 自治会
川口市 新設1か所25万円 上限方式 町会・自治会
川越市 20万円 2分の1 自治会
熊谷市 年度15万円 4分の3 自治会
所沢市 20万円 2分の1 自治会・町内会
加須市 1台10万円 5分の4 自治協力団体の自主防犯組織
鴻巣市 20万円 4分の3 自治会・町内会
上尾市 詳細未公表 詳細未公表 自治会、令和8年度新設
朝霞市 新設20万円/更新10万円 上限方式(予算資料) 自治会等
富士見市 1台20万円 2分の1 町会・商店会等
坂戸市 1台20万円 2分の1 区・自治会
鶴ヶ島市 1台20万円/団体40万円 2分の1 自治会・商店会
日高市 20万円 上限まで 行政区・自治会
川島町 10万円 2分の1 自治会管理の児童遊園地
小鹿野町 6万円 4分の3 行政区の地域集会所
宮代町 一般活動補助の範囲 制度要綱による 自主防犯組織

個人向けと地域団体向けの両方を確認できたのは、熊谷市、所沢市、鴻巣市、上尾市、鶴ヶ島市、日高市、川島町、小鹿野町の8市町です。

本庄市には商店会向けの一般補助、神川町には中小企業者向けの防犯設備補助もあります。ただし、自治会・町内会向け16市町の集計には含めていません。

現行年度の制度を確認できなかった25市町

個人向け・地域団体向けのどちらも令和8年度制度を確認できなかったのは、次の25市町です。

飯能市、本庄市、東松山市、春日部市、狭山市、越谷市、入間市、志木市、和光市、桶川市、北本市、八潮市、蓮田市、幸手市、吉川市、ふじみ野市、滑川町、小川町、吉見町、皆野町、東秩父村、美里町、上里町、寄居町、杉戸町。

「制度が永久にない」という意味ではありません。令和8年度の自治体公式ページ、予算資料、現行の防犯カテゴリで申請型の制度を確認できなかった、という判定です。

補助金があっても、カメラは対象外のことがあります

黒い格子枠の窓ガラス越しに見える外の通り
※イメージ画像

春日部市の家庭用防犯対策機器購入補助金は、センサーライト、センサーアラーム、補助錠、防犯フィルムを対象にしていますが、防犯カメラは対象外です。防犯対策の補助制度があるだけでは、カメラも対象とは限りません。

制度名ではなく、対象品目の一覧まで確認してください。カメラ付きセンサーライトのように、対象品とカメラが一体になった製品を除外する場合もあります。

申請の前に確認する5つ

1. 受付中か

年度内の制度でも、予算到達や受付期間終了で申請できない場合があります。秩父市と羽生市は令和8年度分を終了しています。久喜市第2弾は10月開始予定、白岡市は詳細準備中です。

2. 購入前の申請が必要か

松伏町などは、購入・着工前の申請が必要です。一方、購入・設置後に領収書や写真を出す制度もあります。全国共通の順番はありません。

3. 購入先や施工業者の指定があるか

熊谷市と小鹿野町は、市内・町内の店舗や事業者を条件にしています。通販購入が対象外になる制度があります。

4. 住宅・世帯の条件があるか

深谷市は日中等に65歳以上だけになる世帯、戸田市は戸建て住宅が対象です。蕨市は個人と共同住宅で上限額が違います。

5. 撮影範囲と同意の条件があるか

自宅向けは敷地内の撮影を原則にする制度が多く、敷地外や近隣住宅が映る場合に事前説明と同意を求める自治体があります。地域団体向けでは、公共空間を一定以上含めること、総会決議、警察との協議、運用規程を求める例があります。

見積もりの前に自治体へ確認してください

補助制度を見つけたら、対象になるカメラ、購入日、必要書類、申請と契約の順番を担当課へ確認します。その後、同じ条件で複数社から見積もりを取ってください。

この記事は、埼玉県63市町村の公式情報を2026年8月26日に再確認した結果です。制度の受付状況と条件は変わります。申請や購入の前に、市町村の公式ページまたは担当窓口で最新情報をご確認ください。